「小麦粉」

小麦粉12種類をパンによって使い分けています。1種類の小麦粉で作るものもあれば、小麦の味、食感が単調にならないようにするため3種類をブレンドするパンもあります。

これらの小麦粉は国産小麦ももちろんありますが、全てが国産小麦ではありません。しかし国内製造の小麦です。Komu’s Bakeryでは、国産小麦だけが良い小麦とは思っていなく、産地は外国だけれども、国内で製粉し、安心安全に作られ、トレーサビリティ（原料の受入記録、商品の製造記録、商品のロット管理など、あらゆる工程で記録管理を徹底）を確保している安全な小麦粉を良い小麦粉と思っています。

多くの製粉会社、多くの小麦粉から、今の小麦粉を選び抜きました。小麦を取り寄せ、小麦の性質を調べ（味、食感、見た目、香りなどが性質により変わってきます）実際に試作し選びました。試作をしたけれども、納得がいかず、採用しなかった小麦粉も多数ありました。

「コーヒー」

Komu’s Bakeryのコーヒー豆は、「スペシャルティコーヒー」というランクの豆です。

カッピング（味や香り、品質の良し悪しを判断するもの）で80点以上の高得点を獲得したコーヒーのみが

スペシャルティコーヒーとして認められます。

生産国、農園、標高、品種、生産処理（収穫してからコーヒー豆になるまでの工程）などの違いによって、様々な風味のスペシャルティコーヒーを楽しむことができます。

Komu's Bakery では季節によって様々な国のコーヒーを楽しんでいただこうと思ってます。ブレンドしない豆ですので、その時々の風味を味わってください。

「牛乳」

縁があったタカナシ乳業さんの何種類もの牛乳（産地の違い、乳脂肪の違いなどの牛乳）とKomu’s Bakeryのコーヒーを実際に合わせ、選びました。乳脂肪が多すぎても合わず、少なくても味がなく、産地が違うと牛乳の甘さも変わり、今の牛乳に決まりました。

「卵」

横浜市の高田にある養鶏場【箕輪養鶏場】の卵を使っています。

地元で生産されている卵を探しているときに紹介されて、使うことになりました。

直接生産者のご主人が卵を届けてくださるので、生産者の顔が見ることができ、どんな餌で飼育しているのか、安全性はどうか、鮮度はどうかなどを直接聞くことができます。夏と冬では餌の種類が変わったり、鶏さんの摂取する水分量が変わったり、そんな話を詳しく聞かせていただいています。

「バター」

よつ葉バターを使っています。

多くの会社のバターを比べたところ、味、匂い、水分量、取り扱いやすさで、一番当店に合ったバターでした。

マーガリンと違い余計な添加物も入っていなく、原材料は生乳と食塩のみ。なんといってもバターは風味がよく、パンやお菓子で使うと、マーガリンやショートニングで作ったものに比べて、断然おいしくなります！

そしてバターには無塩と有塩がありますが、パン生地を仕込むときは無塩、焼いた食パン（トースト）に塗るときやサンドイッチを作るときは有塩と使い分けています。